カルチャーショックだらけの3か月ホームレス生活①ガリシア編

Hola que tal?

タヌーです!

 

日本もかなり寒くなってきましたね。。。

僕の住んでいる滋賀県では雪まで降りました。

 

スペインでは場所にもよりますが、基本的に雪が降ることは珍しく、雪が降ると子供と若者は狂喜乱舞します(笑)

語学学校に通い始めた初日に丁度雪が降り、生徒は置いてけぼりで学校の先生だけテンション上がっていたというのは記憶に新しいです。

 

それは置いといて、今回は前回の記事に続き、9か月のスペイン生活を振り返ってみようと思います!

 

前回の記事はこちらです!

graciaspain.hatenablog.com

  • 失敗だらけのマドリッド生活 
  • カルチャーショックだらけの3か月のホームレス生活←今回はこれ
  • 学びしかない3か月のホームレス旅

 

 

 

冷たくて寒いガリシア~22歳男性泣く(´;ω;`)~

3か月のマドリッド生活を終え、始まった田舎に泊まろうスペイン版。

最初の目的地はガリシアに!

 

ガリシア採用理由は、一番端っこにあったから。そんだけ。

 

というかそれくらいスペインの地理・観光情報について無知でした。

 

というのも、到着前に現地情報を調べ尽くして、自分の現在の興味に沿ったっものを回るってなんか地味だなってのと、自分の興味に限定されたスペインしか観れないなと思い、前情報0で行くということにしていたからです。

 

そして必要な情報は現地の人に直接聞くっているスタイル。

こうすれば現地の人と関われるしね。

 

そんなこんなでガリシアへ。

 

最初のお宅はCouchsurfingという、旅人の家に宿泊し、時間・知識・経験などを共有するというアプリで泊めていただける人を探すことに。

 

個人宛にリクエストを申請することも出来るのですが、よくわからなかったので旅の意図を公開し、興味を持ってくれる人を待つことにしました。

 

公開して2日、Pontevedraという街に住んでいる独り暮らしのChusという女性から

「面白そうなことやってるね!日本のことは全然知らないけど興味あるし、良かったら来て~」

というメッセージをもらいました。

 

ということで最初の目的地はPontevedraに決定!響き可愛いですよね:)

 

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ポルトガルの上にあります!

 

Pontevedra~初めての宿泊~

PontevedraまではMadridから6時間。

中々遠いです。

 

ってなわけで、①速い②安い③人と話せるという3つの利点で公共交通機関より有能なライディングシェアサービスBlablacarを利用することに!

 

話していたのであっという間に到着。

徒歩で家まで生き、対面。

 

着いたが午後8時だったので、Chusとディナーに。テラスでガリシア風タコを食べました。ガリシアは海産物が有名で、どの海産物も最高に美味しいです:)

 

その後はPontevedraの街を案内してもらいました。まだ10時だというの人が全然いなかったのは驚きでした。Madridは1日中どこもかしこも人だらけだったので。。。(笑)

 

その後は帰宅し、人生や価値観について話しました。彼女はエジプトに完全に心が持って行かれているらしく、毎年2回以上エジプトに行くそうです(笑)累計50回も行ったとかなんとか。

 

次の日は、彼女の看護士の仕事が終わった後、友達のMariaそしてその甥っ子のKevinと自然を堪能することに。崖を上ったり、3時間歩いたり、ガリシア全体を見渡せる展望台に上ったり。。

 

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展望台でストレッチ

 

年中梅雨とも言われる雨だらけのPontevedraにも関わらず、晴天にも恵まれ豊かな自然を堪能することが出来ました!

 

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ミッキーの服似合い過ぎ

その後はMariaの家へ行き、スペインの梅酒(めちゃ黒い)を飲みながら、インタビューをさせてもらいました。

そして彼女、インタビュー中に泣き出してしまいました。どうも精神的に少しキツい状況だったようです。

 

質問内容が深いこともあり、無暗やたらに出来る質問ではないなと改めて感じました。その後、少し落ち着き、再開した後、インタビューを受けたことで整理され、心がスッと軽くなったと言ってもらいました。

 

非常に光栄なことです。

 

その後Chusにもインタビューを行い、Pontevedra滞在を終えました。

 

初めてのお宅宿泊に少し緊張しましたが、人に恵まれかけがえのない経験をさせてもらいました。ありがとう!

 

Santiago de Compostela~永遠の謎~

 

Pontevedraの滞在が終わり、次はSantiago de la Compostelaへ。

 

前回と同じく後悔した旅からメッセージをくれたIgnacioという男性のお宅に向かうことに。偶々、Pontevedraに来る用事があったらしく駅で待ち合わせし彼の自宅へ。

 

車中で色々と話をしようと試みましたが、質問をしても短い返答が返ってくるだけでした。運転に集中したいから話したくないのかなと思い、聞いてみてもそうでもないらしく、日本の文化について語っていました。

 

そうこうしてる内に家に到着。非常に大きくきれいな家でした。到着も遅かったのでそのまま就寝。キングサイズのベッドで寝かせてもらいました。

 

次の日、IganacioLa Coruñaで用事があるらしく、ついていくことに。海に囲まれた水の都というに相応しい綺麗な街でした。日光が非常に気持ちよかったので、日光浴をしながら現地の人と談笑していました。

 

すると突然、アメリカ人の旅人も今日から2日間泊まるから先に合流しといてくれとの連絡をもらいました。

 

ということで彼と合流。Jonという名前で、アメリカで一年間をバイトに時間を捧げた後、世界一周旅行をしていると言っていました。「スペインは安くてサイコー」と連呼していたのが印象的です。2時間程猶予があったので、街を散策することに。

 

街を散策しているとマドリッドのプラサ・マヨールより一回りも二回りも大きな広場が。しかもそこでは子供たちがサッカーやスケートといったスポーツをしていました。

プラサ・マヨール以上の規模の広場でスポーツをしている光景を見たのはこれが最初で最後です。

 

そんな無邪気に遊んでいる子供たちを見ているとJon(21歳)と僕(22歳)もスポーツをしたくなりました。そういえば、リュックにフリスビーが入っていることに気付いたので、広場でフリスビーをすることに。

 

アメリカでアルティメットをやっていたことがあるらしく、非常にうまく投げることが出来ました。そして僕も大学でアルティメットをやっていたので、徐々に距離が伸びていきました。最後にはほぼほぼ広場の端から端までを投げるような形になりました。

 

そうなると、子どもたちは空を高速で移動する謎の物体に興味を示し、僕たちに声を掛けてきました。

 

ということで急遽アルティメットを教えることに。子どもたちには人生でしたことのない動作だったらしく初めは苦戦していましたが、すぐにコツを掴みました。失敗するのを恐れない子どもはやっぱり上達が速い。

 

最後には10mは投げられるようになり、かけがえのない経験が出来ました。

 

フリスビーの後は夕食の準備。近くのスーパーに買いに行くことに。Iganacio日本食を食べたいと言ってきたので、和牛のステーキとお味噌氏を作ることにしました。その間Jonは料理を観察、Ignacioはパソコンをいじっていました。

 

料理も出来、いざ実食。美味しく食べてくれたみたいでよかったです。しかし、料理の際中もIgnacioは自分から話そうとせず、僕たちが話しかけても短い返事しか返ってきませんでした。疲れているのかなと察し、二人で話すことに。

 

二人で料理の片づけをしていると急に、

「明日、家族の家に行くことになったから、明日以降は泊められない。朝早く出るから、一緒に家を出てほしい」

と言われました。元々、Jonは残り2日、僕は1日滞在予定だったので事態が飲み込めず、また明らかに事実ではないので、何か気に障ることをしたかどうかと尋ねました。

 

しかし、「いや、別に。」「そういうことだから、じゃ」と言って就寝してしまいました。

 

Jonと僕はやむをなく、その後の計画を立て直し、Jonはホテル、僕はSantiago de la Compostelaで知り合った音楽家の女の子の家へ行くことになりました。

 

その後、Couchsurfing上でIgnacioがネガティブなレヴューをJonと僕に対して書きました。そこに書かれていたのは「二人の仲が悪い。」だとか「全然話さない。」だとか噓八百のコメントでした。

 

「どんな意図をもってこんなことをしているのか?」

→人生の貴重な時間を使って空いてを批判し傷つけることに名の意味があるのか。

 

「不満があったのであれば、なぜ問題解決のためにコミュニケーションをとらなかったのか?」

→基本的に異文化間のコミュニケーションなので誤解や衝突が生じるのは当然であり、

大事なのは異文化にも敬意を払うこと、解決のために努力をすることが必要不可欠だと思います。僕たち二人の観点からはその意思が全く見られませんでした。

 

「そもそもなぜ最初から最後まで殆ど話さなかったのか?」

→これが最大の謎。時間・知識・経験一つ共有する気が見られなかった。

 

本当に意味が分かりませんでした。

当時頭の中がパニックにもし、自分の知らぬ間に相手を不快にしていたのであれば、すぐに行動の改善がしたいと思いました。

なので、不快にさせてしまったことを詫びて、理由を聞いてみました。

 

既読はすぐつくものの、応答なし。言い回しを変えても、既読がすぐにつくだけで返信なしでした。

 

結局彼が何をしたかったのか、どんな人だったのかは謎のままです。(自己開示してもらえなかったので)

 

独り暮らしの女の子の家に

 

Ignacioの家を去った後は、AgatheというBilbao出身で音楽を専攻している女の子の家に。(彼女とは、前日に文化交流を通して知り合っていました)当時のことをそのまま話したら、「家来なよー」と言われたので行かせてもらいました。

 

滅茶苦茶に雨が降っていたので、家でまったりお話し。Ignacioに聞けなかった分、Santiagoに関すること全てを聞いたため、控えめに行っても質問攻めにしました(笑)

 

彼との件に関しても、質問したところ、

ガリシアの人は一般的に閉鎖的で、質問したら質問で返すっていうし、まぁあり得るんじゃない?曖昧でハッキリしない感じとか、どことなく日本人に似てるよね」

との回答が得られました。

 

ガリシア人全体に閉鎖的な傾向があることを聞いて安心し、日本人もそう思われているのかということにちょっとショックを受け、±でした。(笑)

 

その後、人生で初めて茹でウサギ🐇を食べました。この後にもウサギを食べる機会はありましたが、なぜかこの時の味は越えられません(笑)冷凍だったのに。。。

 

彼女のお宅に一日泊まった後、次はガリシアの首都Vigoへ!

女の子独り暮らしの中、急遽泊めてくれたAgatheには感謝しかないです。

 

またIgnacioともいつか分かり合える日が来れればいいな~

 

急遽、リクエストを送ったのですが、Alturoというガリシアの男性がOKしてくれました。

 

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Vigo~感動ではなく悔し涙~

 

VigoまではBlablacarがなかったので、やむを得ずバスで。

 

そこで迎え入れてくれた、Alturoは僕の人生の中で全く出会ったことのない人でした。

 

  • 富豪
  • 世界中に友達いる
  • バイセクシュアル
  • テロ対策の心理分析官
  • 56歳

 

などなど彼を構成する要素のそれぞれが色濃く、自分に馴染みのないものでした。

 

2017年10月まで人に興味がなく、独善的な僕はまだまだ異なるものに対応する能力が欠けていました。そんな時にAlturoというキャラがメチャクチャに濃い人に出会った。

 

するとどうなったか?

 

めちゃくちゃに衝突しました。

 

山上ったり、飲みに行ったり、ずっと議論してました。

議論って言っても全然建設的なそれではなく、お互い感情むき出しの口喧嘩の一種でした。

 

何回も何回も激論して、感情むき出しになるくらい色々話しました。

普段は温厚な自分ですが、

「まじでこいつなんやねん」「なんでこんなに話かみ合わへんねん」

と心底思いました。

 

そして一睡もせず、話し合いをした結果ちょっとしたニュアンスの違いが原因で今迄の衝突が起こっていたことが分かりました。

 

それは僕の中途半端なスペイン語のレベルが原因でした。

 

めちゃくちゃ下手なわけではなかったので、意図していないニュアンスもそのまま伝わってしまっていたのです。

 

何とか言語化はしていたけれど100%のニュアンスを伝えて切れていた訳ではないし、Alturoが言っていることをニュアンス含め100%理解出来ていなかったからです。

 

それで悔しくて泣きました。(20代入って初めて)

 

しかも、レストラントで(笑)

みんなさすがに驚いてましたww

 

当然3か月外国語かじったやつがその言語で100%ニュアンスを伝えるなんて少し無茶なんですが、そんなこと関係なくただ自分が原因で衝突が起こってたことが凄く悔しかったです。

 

もしかしたら、Ignacioの時もって考えると。余計に。

 

涙が止まらなくなっていると、Alturoが肩ポンポンしてくれました。

 

さっきまで鬼の形相で議論してたやつがですよ?

 

そんなんで泣き止むわけないですよね。なんでそんな優しいねんってさらに涙が溢れてきました。

 

結局落ち着くまでに、数分かかり、一段落したところでレストランのオーナーが〝海産物の王゛と呼ばれるpercebes(カメの手)をサービスしてくれました。

 

イケメンすぎでしょ。危うく違う種の涙を流すところでした。

 

そんないざこざが終わった後は、めちゃくちゃ仲良くなれました。大げんかの後友情深まるあれですね。(笑)人生で初めてそれを経験しました。

 

スペインって不思議と普段より感情出せるんですよね。日本だと感情出さないのがオトナってイメージがあって、僕は無意識に感情を抑圧してるんだと思います。

でも、スペインは違う。感情を抑えるってことをコミュニケーションに全力じゃないってこと。全部使って伝えようってスタイルなんです。

 

そんなこんなで絆がギュッと深まりました。

仲良くなったのも束の間、僕は次の目的地アンダルシアに行くことに。

お互いのビジョンを共有して、価値観を語り合って、また会う約束をしてお別れしました。

 

最後は態々駅まで送ってくれました。

 

最後に交わした固い抱擁の感覚は未だに思い出せます。

 

そんなこんなで次の目的地アンダルシアへ行くことに。

 

アンダルシアにしたのは、

 

 

ってのがありその対極にあるものを見たかったからです。

それでいうとアンダルシアって真反対にありますよね。

 

ってことで次はアンダルシア編!

※ほんとは三ヵ月纏めて書こうと思いましたが、そうするといつ終わるかわからない上に論文数本文に到達しそうなので分けて書きます。

 

ガリシアまとめ

 

よかったところ

 

  • 海産物美味しい
  • パン美味過ぎ、パンだけで食べられる
  • 自然豊か
  • アクセント聴き取りやすい
  • Gallego(ガリシアの地方言語)普通に理解できる

 

うーんなところ

 

  • 雨多い
  • コンサバ
  • 自分の意見を言わない

 

総括:日本人には合う人多いかも!温泉がある地域もあるし!

 

 

 

以上です!ご閲覧ありがとうございました!!!

失敗だらけのマドリッド生活

Hola, que tal ?

タヌニンジャです!

 

 

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前回はスペインのことを全く知らなかった僕がなぜスペインのワーホリをすることになったのか?について書いてみました!

スペインに来た経緯が少し特殊かと思いますのでよかったら見てみてください!

 

graciaspain.hatenablog.com

 

今回から9か月のスペイン生活を三ヵ月ずつ三回に分けて振り返ってみようと思います!

 

  1. 失敗だらけのマドリッド生活 ←今回はこれ
  2. カルチャーショックだらけの3か月のホームレス生活
  3. 学びしかない3か月のホームレス旅

 

 

 

では早速参りましょう!

 

 マドリッド到着~何か足りない~

2月12日大阪を出た僕は、一日かけて首都マドリッドに到着しました。機内では、座席のオーバーブッキングのため、エコノミーからビジネスに変更してもらいました。

 

着席すると、若々しいご夫婦の方が座っていらっしゃいました。平凡な一学生がビジネスの座席に座ることがあまりにも似合わなかったのか、話しかけてもらいました。

 

話すのが大好きな僕は、「独りで退屈しなくて済む!」と上機嫌でした。

 

そうして話していると、ご夫婦は僕と同じく滋賀県出身で滋賀にてレストランを経営されているのだとか。。何たる奇遇☆彡

そしてスペインやフランス料理を学ぶべく、定期的にスペイン・フランスに訪問されているのだとか。羨ましすぎる!!

 

そんなこんなでご夫婦にグルメやスペインの文化についてのお話をお伺いしているとあっという間に乗り継ぎをするためにオランダに着くことが出来ました。飛行機内も楽しく過ごせ、頭の中はスペインへの期待でいっぱいでした。

オランダで滋賀とまた会いましょうということでお別れし、いよいよ目的地マドリッドへ。

 

検問を難なくスルーし、いざ搭乗。今回は空席が多く、少し疲れていたのでスペースを活用して睡眠を取ることに。そして、パッと起きるとマドリッドに到着しました!

 

いよいよ着いた。よし、ホストファミリーのところに行くかと思ったら、何かが足りないことに気付きました。そうです、持ってきていたはずのサーフェイスが手元にないのです。

 

はい、完全にやらかしました。オランダの空港でセキリュティチェックした後パソコンを置いたままにしていました様です。

 

その後、オランダからスペインへの発送を依頼したのですが、誤送でなぜか日本に送られてしまいました。日本からスペインへの移送も試みたのですが、税関に送り返されました。様々な方法でスペインに届けてもらえるように1か月半ほど試みましたが、結局日本でお留守番することに。

 

日本からスペインにモノを送る場合、特にパソコンなどの高価なものは税関を通過出来る可能性が低いらしいのでお気を付けください!(僕みたいなアホなミスをやらかす方はそういらっしゃらないと思いますが。。。)

 

いずれにせよなんとかスペインに到着し、ホームステイ先にタクシーで向かうことに!

3割のワクワク、3割の不安、4割の空腹とともに。。

 

 

ペルー人のお宅にホームステイ~?気持ちはHOME ALONE~

タクシーで空港から走ること40分ほど、ホストファミリーが済むValdeverdeという町に到着しました。着いた時にはもう夜の22時、真っ暗でどんな街並みかは確認できませんでした。

 

運ちゃんとは頑張って話そうとしたものの、駆け込みで勉強した文法しかスペイン語を知らなかったので、会話が成り立ちません出した。なんせ、話すのが速い!

 

初日早々、圧倒的な敗北感とスペイン語一瞬で話せるようになってやるという反骨の精神に火をつけてくれた、運ちゃんにお別れをし、お宅へ!いざ参らん!

 

出迎えてくれたのは、人ではなくおっきなワンちゃんでした。入るやいなや突進されるという手荒な扱いを受けました。

 

ホストファミリーは3人家族で、お父さんのJorgeは警備会社勤務で二人の息子はどっちもNI NIでした。そして僕以外に同じ学校に通うベルギーから来た留学生のプログラマーの男の子がホームステイをしていました。

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NI NIとは日本語でいうニートってやつです。スペイン語NI trabajan NI estudian(働かず、勉強もしない)からきています。

2017年の調査によると16歳~29歳の若者の内の16.55%がNI NIだと言われています。

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元々、このお宅には語学学校と合わせて3か月間滞在する予定でした。

しかし、結局1か月足らずで退去することになりました。

 

というのも以下の理由で、「もうやってられない。」「ここで過ごすの自分の人生においてよい投資ではない」という結論に至ったからでした。

 

①家族と留学生の食事は別々

 字面通り、家族と留学生の食事が全く違いました。僕たちが食べていたのは、冷凍食   品。彼らが食べていたのは自家製のものでした。そもそも、食べる時間も一緒ではな かったので、このことに気付くのにも時間がかかりました。食事を囲んで団欒をする気が微塵もないということは結構ショックでした。

 

②うるさくてまともに寝られない

 息子さん二人は完全に昼夜逆転していました。なので夜遅くまで騒音があり入眠するのに苦労しました。弟さんは友達とスカイプをしながら大音量でゲーム、お兄さんは僕らが寝ている隣の部屋で夜な夜な行為をされていました。寝かせてもらえない程には激しかったです。(笑)

 

③超ビジネスライク

 事務的なこと以外は話さず、毎回の連絡もかなり素っ気なかったという印象があります。会話をしようと試みても、目線はケータイから離れないのを見ていると、何も興味を抱いてくれないんだなと中々悲しくなりました。最も衝撃的だったのが、fuetという白カビのソーセージによる食中毒で3日間外出できなかった時も、一言も声を掛けてくれなかったことです。当時は殆ど何もスペイン語が話すことの出来なかった僕自身にも原因はあると思いますが、もう少しフレンチドリーに接してほしかったという身もふたもない後日談です(笑)

 

そんなこんなで、正直ホームステイは全く楽しくありませんでした(笑)

ベルギー人の彼は、ホストファミリーが干渉しない人達だということを割り切って、寝床としてだけ活用していましたw 

僕はスペイン語を伸ばしたい、スペインに住んでいる人たちの生活を体験したいという思いでホームステイを始めたのでその割り切り方はしませんでした。

 

僕はアイルランド、オーストラリアに旅行に行った時もホームステイを利用しており、いい経験をさせてもらったので、相性が悪かったのかもしれません。

 

Valdeverdeというエリアは、他のスペインの都市へ行くためのバスターミナルがあるAvenida de Americaから30分離れた閑静な住宅街でした。スーパーも近くになく、歩道には犬の排泄物で溢れた町だったのでもう再訪することはないと思います。

 

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Valdeverde こう見るとそんなに悪くない

語学学校に大量投資~得られたのは独学の方がいいよねという結論~

当時スペインに着いた時のスペイン語レベルは悲惨なものでした。

 

語彙・・・Hola,gracias,lo sinetoくらいはわかる程度

発音・・・めちゃ悪い。正しい文章を調べて読み上げても理解してもらえない

リスニング・・・速すぎて聴き取れずサンドウィッチマン状態

スピーキング・・・とりあえず、SIって言っとく。(Valeすら未知)語彙・発音壊滅的

ライティング・・・書けるわけがない。圧倒的語彙不足

文法・・・接続法も含め頭に入ってる(言語学専攻なので文法理解は慣れてる)

 

ということで

「まずはスペイン語やらなきゃ!」→「じゃ、語学学校行こう!」

という完全思考停止安直すぎる考えで語学学校に行きました。

 

選んだ基準は以下3つ

①なんせスペイン語伸ばせるところ

②ワーホリの就業支援してくれる

③なんせスペイン語伸ばせるところ

 

はい。実質2つです。しかし、この二つが非常に重要でした。

 

というのも、

語学学校での学びを通して

 

①3か月でスペイン語社会心理学の調査が出来るレベルまで伸ばす

②就業に必要なスペイン語レベルに到達し、就業する

 

その観点で調べたところ、一校だけ‘’ワーホリの就業支援‘’を謳っているところがあり、そこに即決しました。正直お値段は他の語学学校と比較すると詐欺レベルに高かったです。

 

その衝撃のお値段とは

 

100万円(3か月)!!!

 

いやー改めて客観的に見ると、めちゃくちゃに高い。。。。

 

しかし、それまで7社でバイトをしていて少しばかり貯金があったので、人生最大の時間とお金の自己投資だと思いその語学学校に行くことに決めました!(仕事に就けたらペイ出来るしね!)

 

そんなこんなで時間・お金・エネルギーの全てを費やして最速でスペイン語を学び、仕事をゲットしてやると意気込んで学校に通い始めました!

 


そして語学学校に通って数日後・・・・

 

 

僕は語学学校に対して失望をしていました。

 

語学学校が謳っていることとやっていることの大きな乖離があったのです。

 

・売り文句①:2週間で次のレベルに行けなければ返金します! 

    ⇒実態:レベルが上達していなくてもレベルが上がったという評価がなされる

 

・売り文句②:12以下の少人数制

    ⇒実態:15人以上、机足りない、ぎゅうぎゅう詰め。

 

・売り文句③:最新のテクノロジーを使ったハイテクな授業

    ⇒実態:2.3人で一つの型落ちのアイパッド使う、ハイテク感ゼロ。

 

・売り文句④:ワーホリ滞在者の就業サポート

    ⇒実態:Googleで検索すれば見つかるようなサイトを提示して終わり。

 

・売り文句⑤:たっぷりの授業時間で集中的に学べる

    ⇒実態:先生と生徒が毎度の様に遅れてきて、遅く始まり、早く終わる。

 

・売り文句⑥:校舎内ではスペイン語以外の言語の使用禁止

    ⇒実態:母国語で話す人多数。講師はスペイン語を話すことを促進せず放置。

 

 

その上、大半のヨーロッパから来た生徒はスペインにスペイン語を学びに来ているわけではなく、遊びに来ていたのです。(滞在の口実に過ぎないようです)

 

これは完全なる自分のリサーチ不足でした。これだけ話者数が増えた今、実務的な目的でスペイン語を学んでいる人が大多数なのかと思っていました。

 

だからみんな毎日パーティー三昧。次の日に学校があってもお構いなし、遅刻・無断欠勤当たり前、二日酔いで来る生徒も少なくはありませんでした。

 

正直、大学の講義などであれば、単位を落とすかとるのかは個人の自由によるものでそれほど他の学生に迷惑をかけないので、大した問題はありません。

 

しかし、語学学校は違うのです。(少なくとも、今迄自身がいった3校の語学学校は)

 

小人数が故に、生徒が遅れてきたり、欠席したりすると彼・彼女のために授業時間がおさらいに充てられるのです。

病気や、不慮の事態によるものであれば仕方がありませんが、自己都合で遅れるor欠席する生徒のために授業時間が奪われるのは看過できませんでした。

 

 

僕のことを料簡が狭いやつだと思われるかもしませんが、それだけスペイン語を伸ばすことに必死でした。

 

そんな時にふと自分の置かれている状況を客観視してみました。

 

 ・スペインの友達がいない自分

 ・スペイン語が話せない自分

 ・スペインのことを全然知らない自分

 ・スペインにいるのに外国人とばかりいる自分

 

そして、率直に思いました。

 「ダサいな」

 

そしてこんなことも思いました。

  

 ・自分のやりたいことのために来ているのに、全然目標に向かってないやん。

 ・折角スペイン来たのに今のこの瞬間・瞬間を全然楽しんでへんやん。

 ・学校がどうだ、他の生徒がこうだって。他人に依存しすぎやん。

 

 

そう思った頃には、次にやることは明白でした。

それは語学学校をやめて、独学をするということでした。

 

実際にどんな方法で独学をしたかに関しては前の記事で少しだけ触れていますので、興味があれば過去記事をご覧ください!

 

そうして1ヶ月経たずで語学学校を辞めることを決断しました。

 

そして語学学校を辞めると同時に決まったことがありました。

それはホームステイの終了でした。前述の通り、ホームステイにも苦い思い出しかなかったので、退去すること自体は問題ではありませんでした。

 

問題は家がなくなるということでした。

ここから家探しが始まります。

 

 

人生初の家探し~スペイン語の話せない外国人~

 

さて語学学校を中退(?)し、1週間後にはホームステイ先も出ることになりました。

 

当時の正直の気持ちは、「あっ、やばいな」って感じでした。

 

自分の状況は

 スペイン語まだまだ話せない

 ・コネなし

 ・Empadoronamiento(住民登録的な奴)してない

 ・お金そんなにない

 

希望の条件は

 ・2か月だけ住みたい

 ・スペイン人とシェアハウスしたい

 ・300€/月未満


ま、やばいなんて言っても状況は好転するわけではないので、様々な物件探しサイト・アプリを使い、2ヶ月間だけ住めるピソを探していました。

イムリミットはホームステイの契約が終わる1週間。

 

スペインでピソ探しと言えば特に以下のサイトが使われます。


IDEALISTA,

FOTOCASA,

MILANUNCIO,

PISOCOMPARTIDO

 

しかしこの辺りの有名どころは競争率が高すぎて、上がった瞬間にすぐ応募が殺到し、

問い合わせをしても返信率は10%未満でした。

そんな時、独りの友達にBadiというアプリを教えてらいました。

なんでもBadiとはスペインのベンチャーらしく、当時はまだまだ知名度は低かったです。でもUIの良さ、デザインのキレイさ、そして安さからぐんぐん伸びてる感じでした。

 

そこで30通くらいメッセージを送り、5軒くらいの内覧をし、最終的に予想以上にいい条件のピソが見つかりました。

 ・駅チカ

 ・静かな郊外

 ・同居人3人ともスペイン人

 ・ガス・水道・光熱費込みでマドリッドで220€


大満足の結果です!!

 

その上、ピソ探しの一週間でぐぐんスペイン語が伸びました!

必死に何件ものピソの情報を読み込んで、メールを送り、内覧をして頑張ったことが報われた瞬間でした!

 

この時、言語が伸びるのはその必要性がある時なんだなと改めて思いました!

 

ちなみにピソのルームメイトと話すことはあまり時間を共にできませんでした。

というのも三人とも平日は忙しく、休日は帰省もしくは旅行していたので(-_-;)

 

それでも、スペイン語もまともに話せない外国人を受け入れてくれたオーナーと3人の同居人には感謝してもし切れません。

 

 

住居の次は殆ど空っぽになった財布を膨らませるためのお仕事です!

 

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念のため、BadiのURL載せておきます。もうかなり認知度が上がり、使い勝手もかわってしまった可能性もありますが、他のサイトと比較するとダントツで使いやすいです!


よければ使ってみてください!

 

badi.com

 

到着一か月半で仕事探し~まさかのCAに!?~

 
その後は残高が今後生きていくためにはもの足りなかったので、生きていくために仕事探し。

 

スペインの就職の40%がコネによるものだということを知っていたため、その時点で知り合ったスペイン人に仕事がないのか聞きまくりました。


そんな中、当時のピソのオーナーからwhatsapp

「友達の会社がCA募集してるねんけど、やりたい?」

 

 

キタ――(゚∀゚)――!!!!さすがコネ社会スペイン!!!

 

しかもしかも、どこかの小さい航空会社かと思ったら、まさかのスペイン最大の航空会社イベリアだととか。最高に運がいい!

 

実は小さい頃は本気で鳥になって空を世界を飛び回りたかった僕にとって、CAとして働くことは一つの夢でした。

 

これはやるしかない!!

 

そして送られてきた募集要項を見てみると、、、

 ☑マドリッド在住

 ☑日本文化に理解がある

 ☑日本語

 ☑英語

 ☒スペイン語

 

スペイン語以外の条件はマッチしていました。

 

てなわけでスペイン語を伸ばすことに注力することに。

 

しかし求められるれるのはB2レベル。とてもではないが完璧なB2レベルのスペイン語に到達するのは難しいと悟り、まずはCAの選考合格だけのために必要な範囲に絞って学習しました。

 

CAの面接に関する記事を読みまくり、CAの知り合いを紹介してもらい選考の内容を教えてもらったり、模擬面接をしてもらったりしてもらいしいスペイン語を向上させていきました。

 

そしてついに一次面接。


1次は英語での電話面接

 ・今迄どんなことをしてたのか

 ・なぜ働きたいか

 ・強み

 ・人生プラン

 

辺りを聞かれました。大学の講義が英語でされるということもあり、何とか突破。

 

2次は書類選考。

スペイン語で履歴書提出。わからないことだらけで、現地の人に教えてもらいながら何とか完成。今まで7つの仕事をすていたことが評価され、通過出来ました。やはり、スペインでは勤務経験を重視するようです。

最終はスペイン語での直接面接。
ここが最大の山場でした。何せ求められるレベルは少なくともB2。

 

ここまでスペイン語を話す選考はなかったので、どこまで伸びているのか正直分かりませんでした。しかし、はっきり言えるのはB2レベルには到達していないということ。

そう思い、面接で聞かれること、話されることを調査・シミュレーションし、ひとまず必要な部分でのスペイン語力をB2程度にすることを決意。

語学学校を辞めてから、毎日平均5人のスペイン人と一対一で会い、スペイン人の友達は多くいたので、面接でのマナーや、フォーマルな言葉の練習に付き合ってもらいました。

そして面接用のスーツが必要なもののお金がなかったのですが、ブラッド・ピット似のスペイン人のコーチングの師匠に、自分には全く似合わないようなスーツを貸してもらい面接へ。

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ブラピ似のスペインの師匠。自分は忍び装束、

 


何とか、質問にも答え切り、働きたいという思いと自身の提供価値を言語化することが出来ました!

 

好感触!

 

結果は...

 

不採用


最終的にはやっぱりワーキングホリデービザでは雇えないと言われてしまい、CAになるという小さな夢は儚く散りました。
(労働ビザに切り替えれば問題ないとは伝えたのですが、複雑な手続きになるからということで雇用されるには至りませんでした。)

 

うう残念。。

 

さぁ、どうするか。

 

 

人生初のフリーランス~結果オーライ~

 

結局CAとして雇ってもらうことは出来ず、他のお金を稼ぐ手段を探すことに。

 

しかし、CAの求人の様な好条件な仕事はそう簡単に見つかりませんでした。雇ってもらえそうなのは、日本人経営のレストランくらい。

でも、態々スペインに来てまで日本のレストランで働くことに対しての抵抗はぬぐい切れませんでした。


となると、残っていたのはフリーランスという働き方です。

 

当時、フリーランスで働くのは全くの未経験でした。ただ、就活の中でフリーランスという働き方にも興味を持ち、フリーランスの方に働き方や心得を教えてもらっていました。

 

それを参考にネット上で自身の広告を出しました。少ない自分の出来ることを全て載せて。。。(今思えば、杜撰なやり方ですねw)

 

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幾つかのウェブサイトで広告を出しましたが最も仕事に繋がったのはここでした。言語に限らず教えられるスキルが広告を打てるのでぜひ使ってみてください!

(登録も維持費も無料です!)

www.tusclasesparticulares.com

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しかし意外なことに毎日何件も依頼があり、主にこの4つの仕事をしていました。

(日本語はかなり需要があるようです。広告を出して10か月たった今でも問い合わせが来ます)

 

 ・外国語から日本語に翻訳された文章の訂正

 ・日本語のコーチング(文法ではなく、日常でネイティブが使う表現や関西弁)

 ・日本語の家庭教師

 ・日本人向けにマドリッド観光プラン作製

 

僕を選んでくれたに方々に「なんで選んでくれたの?」と聞いてみると、みんな口をそろえて「若いのに勤務経験があり、信用が出来るから」言っていました。

 

ここでも勤務経験が活きるんですね。今迄大学で彼女をつくらずつくれず、色んな仕事をしたり、日本語を教えるボランティアをしたことが漸く報われた瞬間でした!(笑)


他には英語のスピーチの翻訳や、空手教室のキャンプで日本語のワークショップのお仕事も舞い込んできました。

結局CAとして働くことは出来ませんでしたが、その代わりに色んな仕事に携わることが出来ました。また、選考のために磨いたスペイン語力は無駄にはなりませんでした。

 

表題通り結果オーライです!(^▽^)/

 

アディオス、マドリッド~旅の始まり~

スペインに来てから2か月。

住むところも見つかり、仕事も見つかり、友達も出来て、スペイン語もぼちぼち伸びて充実した日々が続いていました。

 

生活も安定してきたので、調査の準備に割く時間を増やし始めました。関連文献を読んだり、調査の方法をしっかりと定めるために、小規模で調査を行い質問の内容を精査したり。

 

そんな中、元々スペイン人の働き方を体感するために、企業で働きたいという思いがありましたがそれもなくなっていました。

そうなると、スペインの何処かの一つの地域に定住する必要はありません。

 

そして考えました。自分が現実的に取得可能なビザの中で、働きたいなら労働ビザがあるし、勉強したいなら学生ビザがある。ワーホリビザは生涯一回しか使えないし、ワーホリビザだからやれることをしたいと思いました。

 

¿ワーホリの強みとは?

 

その問いに対する僕の答えは「時間と場所に縛られないということ」でした。

つまり、「好きな時に好きな所にいれる」ということでした。

 

他のビザの場合は時間も場所も完全に自由ではありません。

 

学生ビザの場合

 学校に行く必要があるため、時間も場所も自由ではない

就労ビザの場合

 企業に勤める必要があるため、時間も場所も自由ではない

 

であれば、このワーホリ独自の良さを活かさない手はない。

自分は現在、お金を稼げていて、来月にも貯金出来るくらいの収益の見込みがある。

様々な場所にフットワーク軽く行けるのは調査をする上での大きなメリット。

 

スペイン周遊するか!ということに。

 

しかし、普通にゲストハウス・ホステルを周ってっても触れ合えるのは外国人のみ

→現地の人の家に泊まって周ろうということに

 

そんなこんなでマドリッドを出てスペインを周ることにしました。

そして残りの一か月は働いて、スペイン語を話しまくり、旅のアイデアを練り過ごしました。

 

そうして旅の方針が固まりました。

 

旅の方針

①宿泊施設は使わず行く先々の人の家に泊めてもらう

②予定は最長で3日先までしか立てない

③泊めてくれる人には全力で貢献する

 

採用理由

①現地の人と交流する上で最もシンプルな方法だから。そして生活の仕方や家の構造を見ることでスペインに対するより深い理解が出来ると考えられるため。

②予定をガチガチに立てそれを遂行するのに追われて、現在を楽しめていなかった自分との決別。

※現在にフォーカスをするというのはスペインで大切にされている価値観であり、それにそっていきるため。(Vivir el prensente, Memento mori, Carperdiemなどの「今を生きろ」というメッセージを持つフレーズは数え切れません)

③人の家に泊めてもらうというのは非常に図々しいことです。したがって、甘んじて僕を受け入れて下さった人には、労働やお手伝いをするなどして最大限の価値提供を行いたいからです。

 

+以下のテーマに関して200人以上のスペイン人を対象に調査を行う。

 

 ①スペイン人は本当にtrabajar para vivirという生き方をしているのか?(実際はvivir para trabajarしてるんじゃないかという猜疑心が残っていましたw)
②trabajar para vivirをという生き方をしているのであれば、何のために生きてるのか?
③人生のスローガンは?
④どんな時に幸福を感じるのか?
⑤そもそもtrabajar para vivirって何?
⑥スペイン人の働き方ってどんな感じ?

※データの信用度を上げるため、街頭調査は行わず調査開始以前に合計一時間以上話したことがある人のみを対象に行う。

 

そんなこんなで3か月ちょっとのマドリッド生活がおわり、6月1日からスペイン一周の旅が始まりました!

 

次は、マドリッドを出てから一度日本に帰国するまでの3か月について振り返ります!

 

ご閲覧ありがとうございました!

 

シエスタもフラメンコも知らずにスペインにワーホリした理由

Hola,que hay de nuevo?

 

タヌニンジャです!

 

 

スペインから帰国して約10日が経ちましたが一週間程時差ボケによる睡眠不足に悩まされておりました。

時差ぼけを経験したのは初めてでしたが、なかなか辛いですね(´;ω;`)

 

ようやく体調を完全に取り戻したので、9ヶ月のスペイン滞在のことを振り返ってみようかと思います!

 

今日は、タイトルの通りスペインに興味も関心もなかった僕がなぜスペインでワーホリをすることになったのかについて書いてみました!

 

そもそも僕がワーホリのことを知ったのは2017年10月頃。その頃僕は就活で真っ只中。

 

7月に始めた就活にもこなれてきて様々なインターンに参加していたときでした。人と会うのが大好きな僕は就活を通して他校の大学生は優秀な社会人の方々と会えるということがあり就活にどっぷりはまっていました。OB 訪問の数も50人に達し、毎日が楽しくて仕方がありませんでした。

 

しかし就活を楽しんでいるのとは裏腹に、ちょっと嫌気がさしてくる部分もありました。知り合う社会人の方の殆どが仕事以外でのビジョンや明確な目標を持たず、仕事だけをして生きているような感覚があったからです。

アルバイトを7つやっていた時に知り合った社会人、就活であった社会人、親戚、友達の両親程度は違えど何のために仕事のことばかり考えているんだと。。

 

僕の両親もそうでした。小さい頃は両親と過ごせる時間が殆どありませんでした。放課後は学童クラブに預けられたり、祖母の家で両親の迎えを待ったり、地元の友達と遊ぶという記憶もほぼありません( ノД`)

 

毎日長時間働いて、家に帰ったら疲れて寝る。それの繰り返し。休日も仕事の準備をしたり、身体を休ませるために一日中家で過ごしたり。。。

(今でこそ、家庭のために仕事を頑張ってくれていたということが分かるようになりましたが、当時はそんな分別はついておらずただ寂しかったのです)

 

まるで仕事をするためだけに生きてるかのような、、、。

 

そんな時にスペイン好きの先輩からLINEが。

 

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正直、スペインのことなんて、サッカーとワインと行ってQで見たトマト祭りくらいしか思い浮かばない程何も知りませんでした。しかし、何となくスペイン人に対して陽気であまり働かないイメージがあり、働き過ぎている日本人と違う人生観・仕事観を持ってそうで面白そうと思い、スペインについて少し調べてみました。

 

そうすると、

スペインは美女大国らしく、即決で行こうと思いました(完)

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というのは冗談で笑笑

 

 

スペインのことを調べていると、

スペイン人は働くために生きるのではなく(vivir para trabajar)、生きるために働いている(trabajar para vivir)との情報が多く散見されました。仕事が終わったら、仕事のことは頭から消え去り、家族や友達との時間を大切にするらしいと。ヨーロッパに住む友達にスペイン人の生き方について聞いてもtrabajar para vivirという言葉が出てきました。

 

その時純粋に思いました。「この人生観めっちゃいいやん!」と。自分の幼少期の体験もあり、本当に強くそう思いました。

 

そして疑問も湧いてきました。

 

どうやってtrabajar para vivir を実現しているんだ?

そもそもtrabajar para vivirってどうゆうこと?(そんな生き方を見たことがなくイメージが出来ませんでした)

 

まず思ったのは「あースペインは労働時間も短く、労働環境・給料もいいからそんな生き方が出来るんやろなー、いいなー」ということでした。

 

しかし、スペインの労働面を調べてみると、実体はそうではなく、単純比較はできないにしてもなかなか悲惨なんだなと感じました。

というのも、

 

①当時(2016年度)の失業率は18.4%

②25歳以下の若者失業率42.1%

 

datosmacro.expansion.com

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③年間労働時間1695時間(1713時間)

high-output.jp

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④平均年収289万円(日本は421万円)

spain-press.com

⑤就活時、学業が成績があまり評価されず実務経験が求められる(でも経験を積む場なし)

 

というような状況だったのです。(2016年時点)お世辞にも良い経済状況とは言えません。

 

しかし、幸せそうに生きているという噂のスペイン。謎が深まりました。そして、調べていく内に日本とは全く異なる文化を有しているというスペイン。いよいよ好奇心を抑えられなくなってきました。

 

そして何よりもスペインで散々言われているtrabajar para vivirについてもっと見聞を広めたいと思うようになりました。とは言ってもネット上にはそのテーマに関する調査やデータが一つもないようでした。

 

「じゃ、自分で見てくるか」。なぜか、その時即決をし、スペイン人の価値観を知るためにワーホリをすることを決めました。

 

そして結局、5歳児並の好奇心が災いして、主に以下のテーマに関してデータを取って調査をするためにスペインへ行くことを決めました。

 

①スペイン人は本当にtrabajar para vivirという生き方をしているのか?(実際はvivir para trabajarしてるんじゃないかという猜疑心が残っていましたw)

trabajar para vivirをという生き方をしているのであれば、何のために生きてるのか?

③人生のスローガンは?

④どんな時に幸福を感じるのか?

⑤そもそもtrabajar para vivirって何?

⑥スペイン人の働き方ってどんな感じ?

 

個人で行うため、母数を大きくすることにあまり執着はせず、調査協力者一人一人に対して深く関わり、多くないデータ数からでも6つのテーマのコアになる部分を究明することにしました。

 

最終的には200人のスペイン人労働者に対して、以上のテーマに関する質問をすることをワーホリの主たる目的としました。(詳細はまた書きます)

 

こうしてスペインに対して大した興味も知識もないのにもかかわらず、スペインにワーホリすることを決めました。

 

~ ちなみに以下の理由から学生ビザの利用は考慮に入れませんでした~

①スペインで働きたい(スペイン人の働き方を内部から知るため)

②語学力向上のため、最初の3か月間だけ語学学校に行きたい(文法だけは軽く勉強したものの話せなかった)

③スペインワーホリという制度が新しく、今後その経験の価値が高まりそう

④何の制限もなく、一年間自由に滞在できるという権利を使わない手がない

 

 

 

 行くと決まったらあとは準備。何に対してもチャンスが多そうという安直な理由でマドリットに住むことを決めました。

 

語学学校に関しては、もともとスペインで働いてみたいという思いがあったため、ワーホリビザで来た人に対して就業支援をしてくれるところへ。

語学学校の費用は他の学校 3倍ほどの値段がしましたが、仕事にありつければペイ出来るいい投資だと思い奮発しました。(これが今後仇になるとはつゆ知らず。。。)

 

その後はスペインに行くまでに文法だけは全て終わらせました!

 

僕はSpanish Grammarという文法書を使いました!英語で書かれているのですが、スペイン語の文法は英語のそれに非常に似ているので英語で学ぶのがお勧めです!

 

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そんなこんなで大使館との手続きもスムーズに進み2月12日に大阪からマドリッドへと向かうのでした!

 

次はマドリッドにいた3か月間のことに関して書いてみます!

このブログの一番最初の記事でも簡単に触れているので良かったらご覧あれ。

 

では、ご閲覧ありがとうございました!

Hasta luego:)

スペインで毎日無計画だった大学生が徹底的にスケジュール管理してみた。

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Tanto tiempo! タニニンジャです!

 

8ヶ月強のスペイン滞在を終えました!

 

スペインから帰国してから5日間が経ちました。この5日間は東京⇔滋賀間を行ったり来たりしており、混沌としておりました。

 

本日漸く落ち着くことが出来たため、2018年のことを振り返り、2019年どのように動いていくのかを考えてみました。

 

2019年は以下のような動きをする予定です。

 

①現在~4月まで:

滋賀県の実家に引き籠り:腰を据えてインプット+②~④のための準備。

 

②4月~大学前期まで:

京都でシェアハウス。大学。自分の事業。留学生の就業支援。志望している企業に拾ってもらえればそこでインターン

 

③夏季休暇~大学後期開始まで:

中南米縦断(パナマコスタリカニカラグアホンジュラスエルサルバドル

 

④大学後期以降:

東京でシェアハウス。②と同様のこと+α

 

2020年以降は現状2つの選択肢が見えています。

1つはコーチングの会社に就職すること。

そしてもう1つはスペインのUniversidad de Alcala de Henaresという大学で一年間、コーチングとNLP修士課程へ進むことです。

 

現状でどちらに転ぶのかを明言は出来ませんが、どちらかになるのではないかと思います。

 

思い返せば、スペインに滞在時は、基本的にあまりきっちりと先の予定を立てず流されるままに過ごしていました。次の日にどんなことが起こるのかわからないにもかかわらず、毎日充実した時間を送れたことは今迄15分単位で予定を組んでいた自分にとって非常に新奇的で、学びが大きかったです。(そのことについてもまた纏めたいと思います)

 

しかし、その一方でこのような過ごし方は今の日本での僕の生活スタイルとは相容れないということにも気づきました。

主な理由は以下の3つです。

 

1.やりたいことが多く、そのすべてをやるためには時間管理が必要

2.自分の周りの方の多くが非常に忙しく、穴のないスケジュールを組んでいるため、時間を合わせるためには前もって連絡する必要あり

3.自己管理をしようと試みないと実家で怠惰を貪るだけの生活になりかねない。

 

ですので、現在から4月までの期間を利用して、ガチガチにコントロールした生活を送ることにします。

 

それに伴い、新年の目標ではないですが、2019年4月1までに完遂する10つの目標を掲げることとしました。(4言語が錯綜していてややこしいので、日本語→スペイン語/英語→オレンジエスペラント語としています)

 

①読書速度を現在の2倍にする(2500文字/分→5000文字/分以上)

 

②音声データの再生速度3倍まで聞き取ることが出来るように(現在2.0倍)

 

③筋トレを行い、体重を70㎏↑に(現在66㎏…でも筋力なし)

 

④英語をC1レベルまで戻す(現在B2.1程度まで低下)

 

エスペラント語B1達成(現在A1.2程度)

 

スペイン語の独学支援事業において5名のスペイン語学習者をサポート

 

⑦deleC2年内合格のため、リスニング・リーディング・スピーキング(特に流暢性)をC2レベルに引き上げる

 

スペイン語NLPの講座を受講開始(要NLPの知識+ニュアンスを伝える言語習熟度)

 

⑨在学期間残年間ながらゼミを変更させてもらう(原則認可されていない)

 

Twitterのフォロワー1000人達成及びブログの月間アクセス数5000到達(Twitter135人、ブログ426回)

 

以上です。

ここからは一つ一つの目標を達成するため日々の行動単位でどんなことをしていくのか記述します。

ちなみに今回、独学を支援するという事業をすることもあり、出来るだけお金、場所的コストがかからず、他人依存せず独りで出来る方法を採用しています。

 

①速読(日本語)

 

 (I)SP速読学院が公開している速読用のトレーニング30分/日

→速読のテクニック(目線の動かし方、目の筋トレなど)を体系的に学ぶ

 (II)毎日30分で何ページ進められるかを計測(テーマは言語学コーチング、ビジネス、日本哲学のいずれか)

→効果測定

 

②速聴(スペイン語

 

 (I)毎日2時間以上2.6~3.5倍速で音声データを聞き流し(速度に幅をつけたのは、話者によって元々の話す速度に開きがあるため)

→速さに慣れる

 (II)5分程度の動画の2倍速をシャドーイング×3

→アウトプットの処理速度上げる

 

③筋トレ

※下記を各5セット、5日に2回のペースで行う。(正直手軽さ+高負荷という条件で選びました。これでいいのか筋トレ詳しい人いたら教えてくださいww)

 

 (I)ドラゴンフラッグ、ジャックナイフ→腹筋

 (II)スピネイトカール、インクラインダンベルカール→上腕二頭筋

 (III)ナロープッシュアップ、ベンチディップス→上腕三頭筋

 (IV)ダンベルオーバー、ディップ→胸筋

 (V)ワンハンドローイング、バックエクステンション→背筋

 

+αプロテインの摂取、一日当たりの移動距離10㎞を日課とします。(滋賀に引き籠るだけで家には引き籠りません(笑)

 

④英語C1

※一番の問題は英語でスペイン語を学び始め、イマ―ジョン式に英語→スペイン語への転換が進み、英語を話そうにも勝手にスペイン語が出てくるということ。(英語圏に留学滞在後、会話に英単語が増えるのと同じ原理)また、口の動きがスペイン語用のものに慣れてしまっています。そのため、英語でのインプットを増やし、英語を発音する機会を増やす必要があります。

 

 (I)TEDもしくはPodcast二倍速視聴+シャドーイング30分/日→リスニング+流暢性

 (II)英語で通話30分/日(日常会話)→スピーキング

 (III)イギリス人とアメリカ人の友達と英語で毎日交換日記→語彙増強+文法

 +ゼミ関連でリーディング補強

 

エスペラント語B1

エスペラント語話者の友人がスペインに10人程度いるため、オンラインでエスペラント語を磨くことは可能。個人的に、オフラインのコミュニケーションに重きを置いているため、自分の現在の活動範囲内にいるエスペラント語話者との接点が求められます。したがって、京都もしくは滋賀を活動拠点とするエスペラント語のコミュニティに入ること、AMIKUMUを用いて直接コンタクトを取ることをしていきます。インプットの部分(文法、発音、語彙、音声)に関しては全てオンラインで入手可能なので独学します。

 

 (I)エスペラント学習用サイト3つ 1章/日→文法+語彙

 (II)Podcastエスペラント聞き流し1時間/日→発音+リスニング

 (III)エスペラントのアニメ30分/日→発音+リスニング

 (IV)エスペラント語話者とチャット10往復/日→アウトプット、慣用表 現盗む

 

スペイン語独学支援

 

 (I)スペイン語およびスペインに関して10ツイート/日→ポジショニング

 (II)ブログ1記事/3日→ブランディング 

 (III)学習方法発掘15分/日→幅拡張

 (IV)DM5通/日→マーケティング

 

スペイン語C2

 

 (I)コーチング・NLPに関しての書籍30分/日→抽象読解力+語彙

 (II)スペイン語話者とは全てボイスメッセージで会話 約50往復/日  →流暢性+リスニング+発音

 (III)スペイン人のJanaとスペイン語の交換日記→文法+ライティング

 (IV)②の速聴→リスニング

 

NLP講座

 (I)講座比較・吟味30分/日

 (II)⑦の読書→NLPの知識補強

 

⑨ゼミ変更

 (I)教授の過去論文読み込み30分/日→英語リーディング

 (II)卒論テーマ検討30分/日

 

Twitter・ブログ

 (I)分析15分/日

 (II)⑥のツイート→フォロワー増加

 (III)⑥のブログ→閲覧数増加

 

と、こんな風に10つの目標達成を目指し4月まで動いてみます。

 

上記の目標とは関係ない日課も3つだけ掲げておきます。

①毎日10人に感謝の言葉をもらえるように行動する

②毎日と新しい人と話す

③訪問予定の中南米6か国の人と一回以上連絡を取る

 

少し目標を立てすぎた感はありますが、今後マルチタスキングの能力も伸ばしていきたいのでいい負荷だと思って我武者羅に頑張ります!

 

日本からスペインで学んだことを今後も発信していきますので何卒よろしくお願いします!

独学って難しい?独学のコツ②

Hola! Cómo andas? たぬーです!

 

昨日、La RiojaからBurgosまでヒッチハイクで到着し現在Burgosにいます!

 

ヒッチハイク文化が死んだと言われていますが、やってみないとわからないものですね!(笑)))

 

今回は前回に引き続き、スペイン語を独学する上で立ちはだかる壁をどうやって突破するかについて書いてみます!

 

 

③アウトプットの機会がない

 

独学で言語を学ばれている方からよく聞く悩みがアウトプットをする機会がないということ。

 

僕は一人でしこしこインプットをするのが苦手なため、アウトプットをする機会をつくるためにいくつかの方法を取っていました。

 

 

(1)会って話す

 

自分自身がネットや電話越しではなく人と会って話すのが好きなので、 主にこの方法を使っていました。

 

具体的には以下の二つのアプリをオススメします。

 Hellotalk 


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このアプリの一般的な使い方は アプリ内で日本語を学んでいるスペインご話者とメッセージをやりとりや電話をすることでお互いに語学力を伸ばすことです。

 

僕の場合はこのアプリを通して100人以上の方と直接お話することができました。(出会い系ではないですww)

HelloTalk - Talk to the World

 

このアプリを超おすすめする 理由は三つあります!

 

1. 誰でもすぐ始められる

(日本語学習者というフィルターがあるので あまりスペイン語を話せなくても始められる。)

 

2. 他の言語交換アプリに比べてユーザー数が多い。( マジ興味を持ってる人や 近くに暮らしている人とマッチングしやすい)

 

3. 言語学習のための機能が充実

(ボイスメッセージ、電話、テレビ電話、文章校正ツールとなんでもござれ)

 


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Couchsurfing


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本来は旅人と旅人をつなぐアプリですが アプリの中にhangoutという機能があります。 その機能では GPS を使って近くに誰がいるかが表示されます。

その人たちの中で集まって飲みに行ったり、スポーツをしたり、旅行したりすることができます。

 

このアプリをおすすめする理由は2つあります。

 

1.ユーザーに面白い人が多い。

(旅人が多いためいろんな経験をしたり、複数の言語を話される方が多いです。)

 

2.急にドタキャンされて暇になったときに使える

( 基本的に当日に会って何かをするという形なので急に提案されて暇になった時によく使っていましたwスペインはドタキャン多いので。。)

 


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How It Works | Couchsurfing

 

(2)文章を書いて訂正してもらう  

 

「スピーキングだけじゃなくてライティングも伸ばしたい。」

「書いた文章に対してのフィードバック欲しい」

 

スペイン語話者の友達がいればいいですかいないのであれば 二つのアプリを使ってみてください。

 

Hellotalk

先ほどお話ししたメッセージのやり取りの機能の他に ツイッターのようなタイムラインを発信する機能もあります。 そこで質問を投げかけたり、文章を投稿することで、質問に回答してもらったら 文章を訂正してもらえたりします。

 

Hinative


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僕自身はあまり使ったことがありませんが 多くの言語学習者がおすすめするサイトです。

 

基本的には

「〇〇語でこれってなんていうの?」

「この文書あってる?〇〇語だとこれを言いたいんだけど」

という形で投稿することで、 質問の回答や文章の構成をしてもらえます。

 

もう少し使い次第また追記します。

HiNative | Una comunidad de preguntas y respuestas para los que aprenden idiomas.

 

 

(3 )電話で話す

 

しかし、電話上では相手の表情が読めない 上に ジェスチャーも通じないため、言語のみで コミュニケーションを取らなければなりません。

そのため言語を向上のために電話をすることは非常に有効です。

幸いにも、スペインでは 公共交通機関の中でも 電話をすることが 可能です。

公共交通機関の中で電話をすることが 良くないと教えられてきた僕たち日本人には抵抗があるかもしれませんが、是非電話してみましょう!

 

そして電話をするにあたって勧めするアプリが Tandemです。

 

いかにも出会い系アプリのような デザインですが全く違います(笑)純粋な 言語交換アプリです。

 

前述したHellotalkとは違い、 基本的には電話相手を探すアプリなので 電話をしたいという目的であればこれを使うことをお勧めします。


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[https://www.tandem.net/es/:titl

④やり方がわからない

そして次の問題。独学のやり方が分からない。

 

おそらく多くの方は受験勉強や資格の勉強において独学をされたことはあるかと思います。
しかしまだまだ独学と言っても何をすればいいかわからないという問題を抱えている方はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ハッキリいいます。

独学に絶対的な正解はないと思います。

 

重要なことは様々な独学方法を参考にしやってみて自分に合った独学方法を見つけることです。

 

独学というキーワードで Google 検索してみると多くの独学に関するブログやページが見つかります。まずはそれを参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

また、前回の記事において僕が行っていた独学の方法のいくつかを紹介してるのでもし独学と言っても何をすればいいかわからないという方は読んでいただければ何か得られるものがあるかもしれません。

 

これからも独学の方法をブログにて紹介していこうと思います。

 

⑤目標が立てられない

 

そして最後に目標が立てられない。

 

 ・目標を立てたものの 達成できずに途中で止めてしまった。(達成出来る目標が立てられない)

・ そもそも目標が立てられない。

 

 

多くの場合その原因は以下の3つに集約されてると思います

・達成基準が不明瞭

・期間が長い

・具体的にどのような行動をするかが不定

 

 達成基準が不明瞭だと、そもそも達成したかどうかが分かりません。

 

 そして期間が長いと先が見えず、モチベーションが維持できるかも怪しいです。

 

最後に具体的にどのような行動するかわからないと、どれだけ明確な目標を持っても行動に移せません。

 

なので

・達成基準が明確

・期間が短い

・具体的に何をするのかが定まっている

という三つの条件をクリアした 目標を作ってみましょう。

 

「3日後の午前10時までに、100個の新しい単語を使って、1つの物語をつくる。」

 

という目標を立てたとします。

 

これだと上記三点がかなり明瞭です。

 

・達成基準=3日後の午前10時までに100語の新しい単語を使い物語が作れるかどうか

 

・期間=3日間

 

・行動=100個の新しい単語を選び、物語をつくる

 

こうすることで確実に目標の達成率が上がります。ぜひ試して見て下さい。

 

では、こんなところで終わりにします!

 

ご覧いただきありがとうございました!

独学ってやっぱり難しい?独学のコツ①


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Holita! たぬーです!

 

旅が楽しすぎて、投稿が遅れてしまいました(笑)

 

 

 

スペインで定番のフレーズ"Carpe Diem","Memento Mori"に従い、今を楽しみすぎました。

 

それはさておき、今回は前回言及した独学のデメリットに対し、どう対処すればよいかについて書いてみます,

 

〈独学のデメリット〉

①モチベーションの維持が難しい

②しっかりと学べているかわかりにくい

③アウトプットの機会がない

④やり方がわからない

⑤目標・計画を立てるのが難しい

 

 

 

モチベーションの維持が難しい

独学をする上で特にネックに なるのはこれではないでしょうか。

 

何かを独学しようとして、教材を買って2.3日でやめてしまったことも多いかと思います。僕もかなりやってしまいました。(笑)

 

ただその中で、モチベーションを維持するために心がけていたことを書きます。

 

1)小さな目標を立てる

 

目標を達成すると達成感が得られます。達成感が得られるとモチベーションが上がります。

ですので、小さい目標を立ててみてください。

(大きな目標を立てて達成すると大きな達成感を得られる代わりに、それまでに相当の労力が必要な上、達成後に燃え尽き症候群に陥る恐れがあります。)

 

目標を立てる際は以下のことを考えると目標が明確になりやすい、行動に移しやすくなります。

・なんのために?(アウトプット先を意識するため)

・どれくらいの期間で?(期間がないと達成未達成がわかりにくいです。短いほどオススメです)

・どれだけ?(数字があるとわかりやすいです)

 

具体的には「今から15分でご飯を食べた際に美味しいことを伝えるためのスペイン語の表現を5つ学び、15分後のランチで全て使う」

 

これだとやることが非常に明瞭で行動に移しやすいか思います。

 

こうやって小さな目標を立て続け、達成していくことでモチベーションの維持が可能です。

 


(2)他人と比較しない、自分のペース・やり方で

 

独学のメリットの一つが自分のペース・やり方で出来ること。

 

ペースは人によって大きく違います。なので、友達や知人のペースを見て焦ったり、これでいいかなと思う必要ば有りません。

 

また、他人のやり方を参考にするのは全然okですが、それを鵜呑みにしてしまうのは危険です。  

 

独学で重要なのは「自分に合ったペース・やり方で勉強すること」。

 

他の誰かではなく、自分に合ったペース・やり方で学習することで、快適かつモチベーションを維持出来ます。

 

 

(3)やりたくないときはとことんやらない

 

シンプルにやりたくなければやらない姿勢を徹底する。そして、やりたくなったときにとことんやる。 

 

学習を自身に強制しないことにより、学習そのものに嫌気がさしてしまうことを防ぐためです。

そしてやりたいときにやることで学習自体を更に好きになるためです。

 

かなり自分勝手で、怠惰的に聞こえますが、独学では全然okです。周囲のやる気を削いだり、自分のせいで周囲が迷惑を被ることはありません。  

 

独学でモチベーション維持に困っていれば一度試してみてください。

 

 

 

②しっかりと学べているかわかりにくい

 

独学をしていると、やり方や成果を評価してくれる人がいません。

 

しかし、やり方に関しては、人それぞれですし、成果が出ていれば何でもいいと思います。ですので、伸びているか伸びていないかが分かればいいです。

 

では、語学力の伸びを測るためには何をすればいいのか?

 

伸びを見るためには以下の3つの方法が考えられます。

 

(1)有料のテストを受ける

(2)無料のレベル診断テストを受ける

(3)週1くらいでワン・ツーマンレッスンで評価してもらう

 

個人的にはまずは(2)、(3)をオススメします。

 

(1)をオススメしない理由は

・目的がスペイン語を伸ばすことから、テストに合格することに変わってしまう

・日程が決まっていてすぐに受けられるわけではない

・有料なので、成果を見るたびに使うと費用がかさむ

という3つのデメリットあるためです。

 

勿論、その分、スペイン語力を証明するためにはかなり有効ですので、ある程度独学のペースを掴むことが出来、語学力伸びた際に受験することをオススメします。 

 

 

そして個人的にオススメな(2)のメリットは以下の通りです。

・安い、てか無料

・すぐに受けられる

・何度も受けられる(→多角的に見れる)

・気張らなくていい

ネット上に公開されているもの以外に語学学校に問い合わせることで受けられるものもありますので、数も多くオススメです。

 

ただ語学力の証明としては無効なので、仕事などで語学力を証明する際にはDele受験をオススメします。

 

 

最後の(3)もかなりオススメです。

スペインでは10€くらいで1時間マンツーマンのレッスンを受けることが出来るます。

受けたい時にすぐ受けられるかどうかは相手の予定次第ですが、ネイティブからの直接のフィードバックを聞けるのは大きなメリットです。

 

少し長くなってしまったので残りの3つは次回書きます!

 

駄文をご覧いただきありがとうございました!

 

独学のメリット・デメリット


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こんにちはー、スペインにワーホリで来ているたぬーです。

 

今回はスペイン語を6ヶ月間独学して感じた独学のメリットとデメリットについて書いてみます。

 

〈独学のメリット〉

①時間に縛られない

②場所に縛られない

③自分のペースで進められる

④自分に必要な内容&好きな内容を学べる

⑤お金が殆どかからない

 

〈独学のデメリット〉

①モチベーションの維持が難しい

②しっかりと学べているかわかりにくい

③アウトプット先が少ない

 

④やり方がわからない

⑤目標・計画を立てるのが難しい

 

では1つずつ、もう少し詳しく説明していきます。

 

 

メリット①時間に縛られない

 

独学では好きな時に好きなだけスペイン語学習に時間を充てることが出来ます。

語学学校のように、毎朝早く起きて4時間拘束される必要はありません。人が少なく、費用も安い平日に旅行して、週末にスペイン語学習に充てることも可能です。 

 

メリット②場所に縛られない

 

独学は体と教材さえあればどこでも出来ます。

そして現在はインターネットにアクセスするだけで、様々な教材を見つけることが出来ます。

しかも、スペインの図書館はwifi・パソコンのため、手ぶらでも図書館にいけば学習することが出来ます。

僕の場合は、旅をしながら、空いた時間で各地の図書館を訪れスペイン語学習していました。

 

メリット③自分のペースで進められる

 

誰かに急かされたりせず自分が決めたペースでで進めることが出来ます。

僕はマイペースかつせっかちという、集団で学習することに不向きな性格だったので、このメリットは凄く有り難かったです。

 

メリット④自分に必要な内容&好きな内容を学べる

 

独学で学ぶということは、学ぶ内容も自分で決められるということです。つまり、自分にとって必要なスペイン語を取捨選択して学ぶことが出来ます。

サッカーのために来たならサッカー関連のスペイン語、遊びに来たなら遊ぶための砕けたスペイン語など目的に応じて学ぶ必要のあるスペイン語は変わってきます。

集団で学習するとどうしても自分だけにあったスペイン語を学ぶことは出来ないため、これは大きなメリットになります。

 

 

メリット⑤お金が殆どかからない

 

様々な情報にインターネットでアクセス出来る現在、お金をかけずとも独学で勉強するための教材にアクセスすることが可能です。逆にお金を少しでも払えば、非常に質の高い教材を得ることが出来ます。

 

 

このように現代は、独学者にとってよりよい環境を得られる時代であり、多くのメリットを享受することが出来ます。

 

しかしながら、独学もメリットだけではなく、課題点が多々あります。

 

デメリット①モチベーションの維持が難しい

 

共にスペイン語を学んでいる人が身近にいないことが多いため、「みんながやってるからやらなきゃ」というモチベーションの維持の仕方は出来ません。やる気がない湧かない時にどうやってセルフマネジメントをするか?それが独学での鍵となります。

 

デメリット②しっかりと学べているのかがわかりにくい

 

語学学校に行かない分、レベルテストやクラス分けがなく、現時点でのスペイン語力を測りにくいことが問題として挙げられます。

また、スペイン語力の向上度を明確化し、認識することが難しいのも問題点と言えるでしょう。

 

デメリット③自分から動かないと友達が出来ない

 

語学学校に行かない分、学校に行けば勝手に友達が出来る状態ではありません。

自ら積極的に行動することが求められます。

独学者にとって、スペインに来て1番最初に立ちはだかる壁かもしれません。

 

デメリット④やり方がわからない

 

一口に独学と言ってもやり方は様々あります。なので、初めて独学をする人はどういった方法で勉強を進めればいいのかが分からず、悩んでしまう恐れがあります。

 

デメリット⑤目標・計画を立てるのが難しい

 

どれくらいの期間で・どのように・どれほど勉強するか、、。語学学習をする上で目標・計画を立てるのは非常に重要な要素となります。しかし、普段からその習慣がないと、独学で勉強する際、1人で目標・計画を立てるのに苦戦するかもしれません。

 

 

このように、語学学校へ通わず、独学を選んだことにより現れる問題も存在します。

 

次回のブログでは今回上げた5つの難題にどう対応すれば良いのかについてお話しします。